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続けるのがつらい。
何か解決方法があれば教えてほしいです。
そんな悩みにお応えします。
この記事でわかること
- 建設・不動産業界でキャリア14年
- 不動産ディベロッパー建築部門主任
- 一級建築士・一級建築施工管理・宅建士ほか
社会人3年目あたりで「自分は仕事ができないんじゃないか...」と悩む人は多いです。
「仕事ができない」と言われてしまう人の多くは、一生懸命に仕事を頑張ってしまっています。
しかし、この方法では「仕事ができない」を解決できません。
この記事では、仕事効率化に関するビジネス書を16冊以上読んで、共通した重要ポイントを3つ、実践して効果があったポイントを3つ、ピックアップしました。
この合わせて6つのポイントを意識すれば、「3年目で仕事ができない」という悩みを解決するのは難しくありません。
5~10分で、16冊のビジネス書の学び、「仕事できない」から「仕事できる」へ変わる方法がわかりますので、是非参考にしてみてください。
こんな方におすすめ
- 仕事ができるようになりたい
- 「仕事ができない」レッテルを挽回したい
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仕事ができないを解決する2つのフロー
「仕事ができない」は2つのパターンによって解決方法が違います。
「仕事ができない」の解決パターン
- 本当に仕事がうまく回っていない
⇒ビジネス書共通の重要ポイント3つ
- 仕事は普通なのに周囲から「仕事ができない」レッテルを貼られている
⇒実践して効果があったポイント3つ
”本当に仕事がうまく回っていない”は、3年目になり仕事の責任や量も増え、能力以上の成果を求められて行き詰っているケース。
これは仕事を進めるコツを知れば改善できることが多いです。
そこで、ビジネス書共通の重要ポイント3つを紹介します。
2つめの”仕事は普通なのに周囲から「仕事ができない」レッテルを貼られる”は、周囲からの評価が精神的な負荷になって、ミスが続く悪循環になってしまっているケース。
この場合は、あなたの意識と行動を変えることで改善されることが多いです。
ここでは、実践して効果があったポイント3つを紹介します。
それぞれについて明日からカンタンに行える解決方法を紹介していきます。
「仕事できない」解決方法①ビジネス書共通の重要ポイント3つ
うまく仕事を回すために必要な、ビジネス書共通の重要ポイントは以下の3つです。
重要ポイント3つ
- しないことを決める
- 自分のところで仕事を止めない
- すべて100%にしようとしない
①しないことを決める
仕事がうまく回らない大きな理由のひとつが、「単純に仕事を多くやりすぎている」です。
真面目で一生懸命な人ほど、「あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。」とやることリスト(Todoリスト)を作成して、仕事が行き詰まっていることが多くあります。
しかし、この「やることリスト(Todoリスト)だけでは仕事は回せない」とビジネス書では語られます。
なぜなら、
- Todoリストの仕事は意外と大事な仕事では無い
- Todoリストはタスクが溜まる一方
- タスク処理が目的になる
- 処理しやすい仕事から取り組むようになる
など、重要な仕事を進めにくくしてしまうためです。
その上で、まずは本当に大切な仕事に集中するために、「しないこと(not Todo)を決めるべきだ」と主張するのがビジネス書の共通点でした。
以下参考↓
仕事をうまく回すには、まず”しないこと”を決めましょう。
②自分のところで仕事を止めない
次に、「自分のところで仕事を止めない」です。
なぜなら、仕事は止めるほど、質が落ちていくから。
自分のところで仕事を止めることのデメリットは以下のようなものがあります。
- 「あの仕事やらなきゃ」と焦ることになる
- 次の仕事を待つ相手が仕事のスケジュールを組めない
- 溜めた仕事を処理する場合は質が落ちる
「丁寧に清書してから戻そう」や「あとでやろう」など、自分のところで仕事を止めると、止まった仕事の質は変わらず、時間だけがなくなっていきます。
まずは「自分のところで仕事を止めない」が重要ポイントです。
以下参考↓
③すべて100%にしようとしない
真面目な人ほど失敗するのが、自分の仕事を100%で渡そうと時間をかけてしまうこと。
これは他の仕事が回らなくなり、「仕事ができなくなる典型」です。
「仕事はすべて100%にする必要はなく、まずは次のステップに進めるのが重要だ」と、ビジネス書には多く書かれていました。
なぜなら、時間をかけても意味のない部分は多量にあるからです。
例えば、
- 最終版でない資料の細かい調整
- 社内メールの体裁
- 重要でない会議資料の作り込み
- など
時間をかけているのは仕事の結果を出すためでなく、周囲の目を気にしているからでは?
仕事は徐々にブラッシュアップして完成させるもの。
まずは60%や70%でも仕事を次のステップに進めることが大切です。
以下参考↓
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社会人3年目はキャリアの分かれ道
社会人3年目はキャリアの分かれ道と言われます。
それは社会人3年目が、行動する『環境』を変えるか・変えないか。その選択に迫れられる時期だからです。
理由は3つ。
社会人3年目の悩み
- "まずは3年"が経つ
- 業界の内外が見え始める
- 第二新卒採用は3年目まで
実際、多くの社会人が3年目に悩んでいます。
- 上司が尊敬できない
- 責任が増えてきている
- 仕事が向いていないと感じる
- キャリアアップできそうにない
- 同期と評価に差がつき始めている
など。
こういった背景から、社会人3年目で転職を考える人は多いです。
しかし注意したいのは、「転職をすればキャリアが変わる」ワケではないことです。
「転職したから」キャリアが変わるのではなく、「転職した後に行動する」ことでキャリアが変わります。
「転職すればキャリアアップする」は間違いです。
まとめると以下になります。
ポイント
- 社会人3年目はキャリアの環境を変える最初のリミット
行動する『環境』を変えるか、変えないか。
第二新卒の今じゃないと変えられない環境もあります。
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仕事できないキャラに我慢できないなら、環境を変えるのもあり
これらの方法を試しても上手くかなかったり、やりたくない。という場合は、環境を変えるのもありです。
転職は「逃げ」でしてもいいの?|元施工管理の転職エピソード05でも解説してますが、"逃げる”事は正しいことです。
我慢できないなら、環境を変えた方が精神的にも身体的にも、長期的にはあなたのキャリアにとっても良いです。
別に転職だけでなく、”異動"すれば良い場合もありますし。
私の経験談もあるので、良かったら参考にしてみてください。
参考新卒2年目で「転職したい」は自分の考えが甘いの?|元施工管理の転職エピソード
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建築・建設おすすめの転職エージェント・サイト18選|職種別ランキング
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おすすめの転職サイトや転職エージェントは、転職総合メディアのじょぶおたくでも紹介されています。
実体験やアンケート調査をもとに徹底比較してランキング形式で紹介されているので、あなたにぴったりの転職サービスが見つかるかもしれません。
”仕事できない”脱出のために、仕事を頑張ってはいけない
”仕事できない”を抜け出すためにする行動で、よくある間違いなのが一生懸命「仕事をがんばる」というもの。
評価は"好み"の感情論です。
この感情論に仕事の出来不出来って明確な基準はないんです。
例えば、”仕事できる人”が70点の仕事を出したとします。
次に”仕事できない人”も70点の仕事を出したとします。
結局"好み"の問題なので、仕事の出来の判断には『感情バイアス』がかかります。
自分が思い込んでいるものを正当化したくなるので、”仕事できる人”の仕事は良い仕事、”仕事できない人”の仕事はダメな仕事。
と、最初からほぼ結果を想定しちゃってます。
だから、仕事のクオリティを上げようと頑張るのを最初にやると心が折れます。
それに、"仕事ができないキャラを抜け出したい"という動機で仕事を頑張ると、「周りの目を気にした仕事」になってしまいます。
それって本来頑張るべき仕事ではないし、あなたの成長にもつながりにくい。
周りに振り回されて仕事することになるので、より消耗していきます。
だから、仕事できないキャラを抜け出すために「仕事のクオリティを上げよう」と頑張ってはダメなんです。
そもそも「仕事できない」は何を基準にしているのか?
仕事ができる、できないの議論を聞くたびに毎回思うのが、「その基準はなに?」ということ。
仕事できる・できないの評価は、感覚値で決まっています。
仕事の成果よりも性格や人格などの印象で判断されてしまうことの方が多いです。
- 正確にひとつひとつ慎重に仕事する人のキャラ
- 雑だけど早く終わらせる人のキャラ
- 上司や同僚とフレンドリーに話せるキャラ
- 人見知りのキャラ
色々な人がいますけど、周りの人の”キャラの好み”が「仕事できる・できない」に影響しています。
つまり、仕事できるできないの議論はほとんどが『感情論』。
仕事できないキャラの負のループ
そんな『感情論』でも、負のループの入って抜け出せなくなるときがあります。
それが、以下のような例
仕事ができないキャラの負のループ
- ちょっと失敗する
- 周りの仕事できないキャラ認定
- 周りの目が気になって、あたふたする
- あたふたするからちょっと失敗する
- また周りの仕事できないキャラ認定
- また周りの目が気になって、あたふたする
- ①に戻る
そんな負のループから抜け出すには、結構な胆力が必要ですが、前半で紹介した方法を試してもらいたいと思います。
「仕事できない」キャラの負のループ解決法【効果的な3つのポイント】
そもそも「仕事できない」のレッテルは評価する側の感覚で決められていることが多いです。
この評価側の感覚に振り回されて負のループに入ってしまったときは、どうすればいいのでしょうか?
私が実践して効果があった、負のループを変えるためにのポイントが以下の3つです。
効果のあった3つのポイント
- 失敗にビビらない
- あたふたしない
- 不当な評価に反応しない
仕事で失敗する原因は"周りからのプレッシャー"のことが多いので、上記の行動で周りからのプレッシャーがなくなっていきました。
①失敗にビビらない
私は「失敗したらどうしよう」「失敗しないようにやらなきゃ」と考えていました。
失敗でまた周りの目がきつくなるのが怖いからです。
しかし、こうやってビビリながら仕事をしているのは逆効果でした。
失敗が余計に増え、さらに仕事にビビッていることが周りにも伝わって評価が下がりました。
そこで、「ミスっても怒られてもしょうがない!」「最後に合格点取れればよし!」と言い聞かせて仕事をしてみると、意外と仕事はうまく回りました。
周りの目が少しずつ変わってきました。
まずは「失敗してもしょうがない!最後に合格ならOK!」のスタンスで仕事をするのがおすすめです。
②あたふたしない
私は怒られたあとの仕事は本当にあたふたしていました。
あたふたしているのは、"焦り"と"恐怖"が混ざっているから。ココが回りに伝わると評価は最悪です。
だから、上司や同僚にいびられてもまずは動じない。を意識しました。
やりやすかったのは、『返事を短く・ハッキリ』すること。
「はい!」「いいえ!」「分かりました!」「すみません、分かりません!」
意外とそれだけで"焦り”と"恐怖”は減ります。
怒られ終わったら、一呼吸おいて、焦る気持ちを抑えながら、仕事の段取りを組むようにしましょう。
あたふたするのは本当に良くないことばかりです。
③不当な評価に反応しない
私もなかなか正当な評価はされませんでした。
落ち込んだり、不満を漏らしたり、私も色々と不当な評価に反応していました。
しかし、評価は『周りの空気』で決まってしまいます。
であれば、いちいち反応するのはもったいない。とあるとき切り替えられました。
言いたいことは言わせておく。
その代わり、やることはやって、淡々と①と②を続けてみました。
しばらくすると、段々とどこかから違った評価をされていると感じられるようになりました。
ビジネスの重要ポイントを実践するコツ
最後に、冒頭で紹介したビジネス書を行動に移すコツを紹介します。
ビジネス書の重要ポイントは頭では理解できても、実戦は非常に難しいです。
「仕事を断るとかムリでしょ。」
「自分がやるしかない仕事もある。」
「100%の仕上がりで出さないと上司から怒られる。」
など、職場の環境にも大きく左右されます。
そこで、私がおすすめしたい重要ポイント3つの実践のコツは、「半分だけ実践してみる」です。
今までどおり、頼まれたり、重要じゃない仕事もやります。
ただ、その割合を減らして半分くらい重要な仕事ができるように労力を配分してみると、意外と取り組みやすいです。
重要じゃない仕事で怒られても、もうそこは諦める。くらいの感覚がちょうど良いかもしれません。
3年目なのに仕事ができないを解消する方法|まとめ
この記事の内容を要約します。
この記事の要約
- 仕事をうまく回す3つの方法
- しないことを決める
- 自分のところで仕事を溜めない
- すべてを100%にしようとしない
- 仕事できないレッテルをはがす3つの方法
- 失敗にビビらない
- あたふたしない
- 不当な評価はシカト
- 仕事ができないなら、仕事を頑張ってはいけない
- 仕事の『環境』を変えるのもあり
- 社会人3年目はキャリアの分かれ道
- 転職すればキャリアが変わるは間違い
- 「仕事できない」の基準は曖昧だから気にしすぎない
- 「仕事できない」はキャラだからキャラを変えよう
結論としては、周囲の「仕事できない」レッテルに振り回されないことが重要かと思います。
そして、周囲の評価は正当にあなたを評価なんてしていませんから、あくまでキャラを演じたもん勝ちです。
「あ、いけるな。」と思ったらやってみてください。
「あ、厳しいな。」と思ったら環境を変えることも検討してみてください。
参考▼
-
【保存版】キャリア形成はなぜ必要?|転職に必要な考え方と3つのポイント
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【保存版】キャリア形成はなぜ必要?|転職に必要な考え方と3つのポイント
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