具体的には何をすればいいの?
そんな悩みに応えます。
この記事の内容
- 市場価値の高い人材とは
- 市場価値を高めるには
- 希少性の高いスキルは何か
合わせて読みたい
「キャリアアップには自分の市場価値を高めることが重要。」
そんなことが語られるようになって久しく、最近では「市場価値を高める方法」なんて言葉で検索したりしています。
そこで良く見るのが、「希少性」「スキルの掛け算」という言葉。
この記事を読んでもらうことで、自分の市場価値を高めてキャリアアップしたり、他業界・他職種へのキャリアチェンジのヒントにしてもらいたいと思います。
この記事のポイント
- ニーズ×利益が価値の高さ
- 希少性の高さは難易度
- 利益を生むスキルが強い
こんな方におすすめ
- 市場価値を高めたいけどどうしたらいいか分からない
- 希少性の高いスキルって何?
市場価値とは
そもそも市場価値とは、簡単に言うと「企業が自分をいくらで買ってくれるか」ということだと解釈しています。
つまり自分は「商品」ということです。
では転職市場では「商品」の購入の際、何を基準としているのでしょうか?
それは「会社に価値提供してくれるかどうか」その一点です。
会社に提供できる価値が大きければ大きいほど、「商品」の市場価値は高くなります。
つまり、転職市場で言うところの「年収」が高くなるということです。
一度ご自身の市場価値を客観的に知れると、今後の目標設定にも役立ちます。
こちらの記事でご紹介していますので、良ければ参考にしてください。
市場価値に影響する「価値提供」とは何か
では企業の求める価値提供とは何か。
それは、「ニーズへの対応×利益への貢献」です。
企業は年収や共通経費と言う多額のお金を掛けて「商品」を買うわけですから、「商品」には価格に見合った働きをしてもらう必要があります。
そして企業が「商品」に期待する働きがいわゆる「ニーズ」。
- ○○部署の生産性を高めてもらいたい
- ○○部署の組織改革を図ってもらいたい
- 自社にないノウハウを提供して欲しい
- etc
これらニーズに共通して言えるのは、全て「会社の利益を上げたい」につながるということです。
- ○○部署の生産性を高めて利益を上げたい
- ○○部署の組織改革をして利益を上げたい
- 自社にないノウハウを提供してもらい利益を上げたい
- etc
つまり企業が考えていることは、ニーズを満たした上で利益を上げたいということ。
そしてこれらのニーズに対する対価(年収)の設定は企業それぞれ。
- 難しいニーズで高い利益を見込める場合は高い対価(年収)
- 簡単なニーズで利益も低そうな場合には安い対価(年収)
といったように、「ニーズ×利益」が企業が転職者に求める価値提供の高さと言えるんじゃないでしょうか。
市場価値が高い人材とは何か
市場価値が高い人材と聞いてイメージするのはどんな人材ですか?
- 「IT系」
- 「コンサル系」
- 「起業経験者」
- 「専門性の高いスキルを持っている」
など、具体的に見えて実はとても漠然としていると思います。
明確に言葉で表すと、企業に対する価値提供がズバ抜けている人材です。
さらにかみ砕いて言うと、他人に出来ない難しいニーズに応えて、利益を大きく出せる人材です。
これは、企業への価値提供の高さが「ニーズ×利益」で決まるため、そのどちらも高い人材が市場価値が高いということです。
よく「市場価値を高めるためにはスキルの掛け算が重要」「希少性を高めることが重要」と言われますが、これはつまり難度の高いニーズを満たすために重要という意味です。
しかし何だかこれだけでは片手落ちな気がしてなりません。
企業は営利団体ですから、最低でも利益を生まなければいけませんよね。
仮にどんなに希少性の高い高度なスキルを持っていても、そのスキルで生み出せる利益が0であれば、その市場価値は0です。
逆に、そこまで希少性の高くないスキルであっても、利益を大きく出せるスキルであれば、その市場価値は高くなりますよね。
代表的な例では「トップ営業マン」でしょうか。
営業のスキルはそこまで希少性の高いスキルではないはずですが、仕事を多く取れる営業のスキルは利益に直結するため、企業への価値提供は大きいです。
ですからトップ営業マンは高い年収で転職する例が多いです。
つまり、結論は以下になります。
ポイント
市場価値の高い人材とは、
利益に大きく貢献出来る人材。
自分の市場価値を高めるには
では自分の市場価値を高めるためにはどうしたら良いのでしょうか?
結論はこうです。
利益を生み出すスキルを身に付ける
まずは利益を生むことをベースにスキルを身に付けていくことで、無駄なく自分の市場価値を高められます。
なぜなら、企業への価値提供が自分の市場価値にに直結するから。
では利益を生むスキルとはどんなスキルか?
私がおすすめしたいのは以下の4つです。
- お金の集まる市場のスキル
- 利益に直結するスキル
- 利益を生む仕組みを作るスキル
- 無駄を抽出して改善するスキル
イメージしたスキルが自分の働いている会社でしか利益を生めないのなら、そのスキルの価値は低いでしょう。
それが不特定多数の企業でも汎用性があるなら、そのスキルの価値は高いはずです。
そして、今の仕事で何を意識すればそのスキルを高められるのか。
それを逆算して戦略的にキャリアを積んでいけば、おのずと自分の市場価値は高まっていきます。
もし自分の市場価値が気になるなら、こちらの記事で調べ方を解説していますのでご参考にして下さい。
おわりに
いかがでしょうか?
結局のところ、転職市場に出れば自分は「商品」で、企業は「お客様」なわけです。
自分という商品がどれだけ「利益に貢献出来るか」が大事な視点だと思います。
どんなときもお客様ファーストを意識して、自分の市場価値を高めていきたいものですね。
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