目次
こんな方におすすめの記事です
- 施工管理への転職を考えている
- 施工管理はきつくて苦しい?
- 施工管理で手に職をつけたい
施工管理はブラックな部分も多いですが、大きな魅力もあります。
この記事では、施工管理が「やめとけ」と言われる理由、施工管理の魅力、向いてない人の特徴や、施工管理の実際の勤怠・年収などを解説します。
6年で施工管理所長になり、現在も200人以上の施工管理と仕事をしている筆者が、施工管理の悪い部分も良い部分も包み隠さず本音で解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事でわかること
- 第二新卒から中小ゼネコン施工管理
- 建築施工管理_経験6年(所長経験あり)
- 現_不動産デベロッパー
- 一級建築士・一級建築施工・宅建士ほか
\ 施工管理でキャリアアップする方法 /
「施工管理はやめとけ」と言われるきつい7つの理由
転職や第二新卒で施工管理に挑戦しようとすると、「やめとけ」と言われることが多くあります。
ではなぜ「施工管理はやめとけ」と言われるのでしょうか?
ここでは、施工管理はやめとけと言われてしまう主な理由を解説します。
「施工管理はやめとけ」7つの理由
- 休みが少ない
- 業務量が多すぎる
- 超長時間労働
- サービス残業も多い
- 単身赴任が多い
- 給料が割りに合わないことがある
- 前近代的な体質が残っている
①休みが少ないから
施工管理は本当に休みが少ないため、やめとけと言われることが多いです。
国交省が公表しているデータでも、建設業全体の休暇日数は少ないことがわかります。
具体的には、4週あたりの休暇日数は平均5.59日で、土曜は仕事で毎週6連勤、たまに祝日に休めるか休めないか、という状況です。
つまり、他産業では当たり前の週休2日もとれていません。
また、建設業の年間出勤日数は2020年度で244日、調査産業合計と比較して32日も出勤が多いです。
②業務量が多すぎるから
施工管理は業務の幅が広く、人員も少ないため、施工管理1人の業務量がとにかく多いです。
そのため、施工管理はやめとけと言われることがあります。
具体的なデータに、JCU日建協が毎年行っている建設業従事者へのアンケートがあります。
最新のアンケートでは、残業理由の多くが「業務量が多いから」という意見です。
- 社内書類等の事務処理業務が多い
- 仕事量が多く時間内に処理できない
- 緊急な仕事が多い
- 配置の人員が少ない
- 発注者向け書類等の業務が多い
③超長時間労働だから
施工管理は超長時間労働です。
特に現場を実質的に動かす、所長や次席、主任クラスへの負担が多くなる傾向があります。
例えば、朝7時には出社、帰宅は22~24時は通常で、泊り込みは普通です。
他の業種と比較すると、2020年度の建築・土木外勤の残業時間は全産業平均より約3.7倍も長く、年間労働時間は364時間も多いです。
施工管理を未経験の場合は、特にきついと感じる部分かもしれません。
④サービス残業も多いから
施工管理はサービス残業も多いです。外勤者の4割以上はサービス残業をしています。
理由は、業務量は減らないのに残業時間の上限を会社に設定されるからです。
実際の残業時間と報告時間に乖離がある理由として最も多いのは「会社に決められた上限時間を超えてしまうから」で、外勤の50%以上がアンケートで答えています。
また、約5人に1人が「サービス残業が当たり前の雰囲気が会社全体にあるから」という理由でもサービス残業をしています。
施工管理は労働実態を隠さなければならない状況にもあるので、サービス残業はしたくない。という人は、施工管理はやめとけと言えます。
⑤単身赴任が多いから
施工管理になると単身赴任する可能性も高いので、単身赴任したくない場合は施工管理はやめておいた方が良いです。
2020年度時点で建設業外勤者の43.4%は単身赴任をしており、この割合はここ10年で大きな変化はありません。
単身赴任することで、生活費が増加したり、家族とのコミュニケーションが減るといった不満を半数以上の人が感じています。
単身赴任は施工管理自身や家族の負担も増えるため、不満や不安を感じる場合は、施工管理はやめとけと言えます。
⑥給料が割りに合わないこともある
施工管理は給料自体は高いものの、仕事量と比べると割りに合わないこともあります。
なぜなら労働時間を考えると、単価は低くなるからです。
例えば、30代前半で月給40万円で残業時間60時間とすると、時給は約1,600円です。
現場施工者の責任や業務量からすると、アルバイトと同じ程度の時給では見合わない金額でしょう。
割の良い給料をもらいたい場合は、施工管理はやめとけと言えます。
⑦前近代的な体質が残っているから
建設業界にはまだブラックな慣習が残っています。
建設業で働く人の約3人に1人は「前近代的な体質が残っており、建設産業は魅力に感じない」と考えています。
また、世間からも「ブラックで当たり前」というイメージも強いです。
「建設業は3Kで当たり前、危険で当たり前、安い給料で当たり前。だって肉体労働だから」と考えている人も一定数います。
古い価値観が苦手、という人は施工管理はやめとけと言えます。
-
施工管理がきつい12の理由と未経験でも可能な回避方法
続きを見る
「施工管理はやめとけ」とは言い切れない施工管理の4つの魅力
施工管理には先に紹介したデメリットもありますが、「施工管理はやめとけ」とは言い切れない施工管理の魅力もあります。
ここで紹介する施工管理の魅力は、これから新たに手に職をつけたいという方にはおすすめです。
実は筆者はそれほど情熱を持って施工管理になったわけではありませんが、何も世間が「やめとけ」と言う仕事を嫌々やっていたわけではありません。
施工管理を続けていたのは、ちゃんとした理由があるので、ぜひ参考にしてください。
施工管理の魅力
- 未経験でも年収が上がりやすい
- 将来性のある職種
- AIに代替されにくい職種
- 年収を上げるチャンスが豊富
①未経験でも年収が上がりやすい
魅力の1つ目は、未経験でも比較的早く年収が上がっていくことです。
その理由は、建設業界は市場規模が大きいにも関わらず、若手の人手不足だからです。
建設業就業者は29歳以下がわずか約1割と若手不足は深刻で、人手不足の状況は「医療・福祉」についで2番目に悪い状況にあります。(厚生労働省 労働経済動向調査(令和4年5月)概況)
つまり、多くの企業で未経験の若手を積極的に採用して育成する環境を整えているため、キャリアアップで年収が上がりやすいのです。
筆者の周りでも、文系出身の未経験から5年で年収を400万円もアップさせた施工管理の同僚がいました。
これは彼が特別と言うことでもなく、筆者や他の同僚も5年で300万円以上の年収アップをしています。
もちろんすべての企業が短期間で大きく年収が上がるわけではありませんが、これからキャリアを積みたいと考える方にとっては大きなメリットがある仕事です。
②将来性のある職種
施工管理の魅力の2つ目は、「将来性のある職種である」ことです。
施工管理に将来性があるのは、建設業がオリンピック後の現在でも拡大・成長を続けているからです。
- 2022年度の建設投資見通し:62兆7,600億円(前年比3.1%増)
- 2023年度の建設投資見通し:64兆1,800億円(前年比2.3%増)
年々、市場規模は拡大しています。(建設経済研究所:建設経済モデルによる建設投資見通し 2022年7月)
建設投資が増加している背景には、大阪万博や統合型リゾート(IR)、リニア新幹線、老朽化インフラ更新、防災・減災、国土強靭化、があり、これらの工事は短期では完了できないことから、建設投資は中長期的に伸び続けると予想されています。
不景気の中でも建設業は無くならない業種であるため、人材不足の業界でスキルの身につけていれば、施工管理はキャリアの将来性がある職種と言えます。
③AIに代替されにくい職種
総務省の発表によると、施工管理はAIに代替されにくい職種とされています。
その理由は、施工管理の仕事が、高度な知識と他者との協業が求められる職業だからです。
総務省、ICR・JCERのアンケート調査で、今後3〜5年でAIの導入が進んだ場合でも建設業の業務は減りにくいとされています。(総務省・ICR・JCER(2019)「AI・IoTの取組みに関する調査」)
多くの仕事がAIに代替されるなか、安定して仕事ができる施工管理は、これからキャリアを積む人にとってはメリットの大きい職種です。
④年収を上げるチャンスが豊富
施工管理の魅力の4つ目は、「年収を上げるチャンスが豊富」という点です。
実は建設業の人手不足は大手企業も同じで、他業界の大手企業よりも転職しやすい状況にあります。
つまり、未経験からでも施工管理の経験を積んで、大手企業への転職チャンスもあると言うことです。
また、施工管理は年収の高い不動産業界やテック企業からの評価も高く、年収を上げるチャンスは豊富にあります。
-
【完全版】未経験でも施工管理に転職できる?今からでも狙えるキャリアチェンジと条件UP
続きを見る
あなたに合った転職サービスを診断できます!
\ たった5秒でわかる! /
こんな動機なら施工管理はやめとけ
施工管理を6年経験してきた筆者としては、こんな動機で施工管理を目指すならやめとけと思うものが3つあります。
これらの動機が当てはまる人は、「思ってたのと違う…」と辞めてしまったり、つぶれてしまう可能性が高いです。
やめとけ①ものづくりが好きだから
ものづくりが好きだからという理由で施工管理をやろうとするなら、「施工管理はやめとけ」です。
なぜなら、施工管理の仕事は最初はなかなか「ものづくり」の業務に携われません。
最初に多い業務は清掃や書類整理等の雑務です。
実際にものづくりの実感を得られるようになるには、少なくとも3〜5年はかかります。
そのため、”ものづくりが好きだから”という動機で始めると、入社後のギャップに耐えられず辞めていく可能性が高いです。
施工管理は未経験や初年度からいきなり「ものづくり」ができるわけではありませんので、ご注意ください。
やめとけ②やりがいがある仕事だから
「やりがいのある仕事をしたい」という理由で施工管理をやるなら、「施工管理はやめとけ」と言えます。
なぜなら、「やりがい」は裏を返すと「激務」とほぼ同じだからです。
ブラック企業は「やりがい」を前面に出すことで、その裏に隠れている”施工管理の長時間労働”を見えにくくしています。
施工管理の仕事は後世に建物が残る、本当にやりがいのある仕事であることは間違いありません。
しかし、その「やりがい」のために私生活を犠牲にできますか?
施工管理の仕事は、「やりがい」を感じながら私生活を充実させられるほど、甘い仕事ではありません。
施工管理で得られるものは、すべて”時間”とトレードオフの関係です。
十分に検討しましょう。
やめとけ③体を動かすのが好きだから
体を動かすのが好きだという理由なら施工管理はやめておいた方が良いです。
なぜなら、施工管理の仕事の本質は頭脳労働だからです。
確かに、施工管理の仕事は現場とデスクワークを繰り返すため体力が必要ですが、それ以上に精神的な体力の方がはるかに必要になります。
「体力には自信あるから、施工管理に向いているだろう」とお考えの場合は、施工管理はやめとけと言えます。
-
施工管理を辞めてよかった8つの理由と辞めたい時の選択肢|転職事例も紹介
続きを見る
「施工管理はやめとけ」と言われる向いてない人の特徴
業界内で仕事をしているとよく感じることですが、施工管理という仕事は、合う人と合わない人がハッキリしています。
「施工管理はやめとけ」言われてしまう、施工管理に向いてない人の特徴を解説します。
①理不尽に敏感な人
理不尽に敏感な人は本当に施工管理には向きません。
なぜなら、施工管理の仕事をしていると理不尽なことは日常茶飯事だからです。
例えば、
- 担当ではない工種の不手際で先輩にキツく怒られる
- 近隣から急にクレームをつけられて罵られる
- 言った言わないの議論になって、年次の低い自分が謝る
など
自分の責任ではない部分で怒られたり、他人のミスを処理しないといけないことが山ほどあります。
この理不尽を敏感に捉えてしまい、ストレスを溜めてしまう人は施工管理には本当に向いてないです。
②自分の責任で判断できない人
自分の責任で判断できない人は施工管理には向いていません。
理由は、その場で判断することを1日何十回も求められるからです。
小さい判断では、現場で職人さんに「ここどうする?」と聞かれて「こうしてください」とすぐに答えないといけません。
大きめ判断では、協力業者との交渉で「施工計画と工程とコストはこれで」と契約の取極めを判断しないといけません。
こういった自分の責任でどんどん判断をしていくことが嫌な人は、施工管理には不向きだったりします。
-
施工管理に向いてない人の特徴15選と使える5つの対処法
続きを見る
「施工管理はやめとけ」とは言われない向いてる人の特徴
施工管理は大変な仕事ではありますが、「施工管理はやめとけ」と言われない人もいます。
では「施工管理はやめとけ」と言われる人と言われない人の違いはどこにあるのか?
施工管理に向いている人の特徴をご紹介します。
①マネジメントに関心がある人
マネジメントに関心のある人は、施工管理に向いています。
なぜなら、施工管理は「技術職」でもありながら、「管理職」でもあるからです。
管理職には当然マネジメントが求められます。具体的には、社員や職人さんと適切にコミュニケーションを取り、チームとして主導していく必要があります。
これは決してリーダー気質の人が向いているというわけではありません。
リーダーっぽく周りをグイグイ引っ張るけれど誰もついていかない施工管理もいれば、内気であまり前には出ませんが、仕事は的確で周囲から信頼を得ている施工管理もいます。
そのため、マネジメントに関心がある人は、施工管理に向いています。
②良い意味で切り替えが早い人
切り替えが早く、仕事をさくさくこなせる人は施工管理に向いています。
その理由は、起きたことに対しグチグチ言わないで、次の手を考えることが得意だからです。
もちろん施工管理には慎重さが必要で、現場でミスが起きないように管理するのが仕事です。しかし、それでも現場はトラブルが起きます。
切り替えが早く、次、次、と前を向ける人は施工管理に向いています。
③目的が明確な人
施工管理をやる目的が明確な人は施工管理に向いています。
なぜなら、途中で心が折れにくいからです。
「なぜ自分は施工管理の仕事に就くのか」が明確であれば、ギャップを感じることなく仕事を続けることができます。
長時間働いていても、目的達成のための投資と捉えて、仕事に励むこともできます。
その結果、周囲の信頼も得て仕事がしやすくなるという好循環を生むので、施工管理をやる目的が明確な人は施工管理は向いています。
「やめとけ」と言われる施工管理には将来性がある
これから施工管理でキャリアを積もうと考えたときに心配になるのは、「将来的に施工管理の仕事はどうなるのか」ではないでしょうか?
建設業や施工管理は「将来性がない、魅力がない」と思われがちですが、実は施工管理は将来性のある職種です。
ここでは、やめとけと言われる施工管理の将来性について紹介します。
施工管理の希少価値向上
施工管理の希少価値は今後高まっていくと言われています。
その理由は、今後の建設需要と人材不足です。
国交省は、建設から50年経過した建設物は改修が必要としており、全国にある道路や橋、トンネル、その他インフラ設備は、2033年には50%が老朽化するとしています。(国土交通省「社会資本の老朽化の現状と将来」)
しかし、高い建設需要の中で建設業界の人材の高齢化と人材不足は進んでいます。
つまり、若手の施工管理はかなり希少な人材で、多くの企業にとって非常に価値の高い存在となってます。
IT技術・DX推進による業務効率化
DXとはデジタルトランスフォーメーションと言い、業務をデジタル化していくことを言います。
建設業界はDX推進が非常に遅い業界ではありますが、近年はIT技術の進歩が急速に進んでいます。
国交省が進める政策の”i-Construction~建設業の生産性の向上~"でも以下の技術を活用して生産性の向上を図っています。
- ドローンによる3次元測量
- ICT建機による施工
- スマホ・タブレットの活用
- アシストスーツ
- ARグラス
- VR教育
- ビッグデータ分析
DX推進で業務が効率的になり、施工管理の負担を減らすことにつながっています。
働き方改革の推進
大手ゼネコンを中心に、施工管理でも働き方改革が適正に推進されつつあります。
建設業外勤者の年間有給取得日数は3倍以上に増えています。(2015年度:平均2.1日→2021年度:平均6.3日)
また、月の残業時間も約25%減少しています。(2015年度:平均80時間→2021年度:平均約60時間)
今後は、「働き方改革関連法」で改定された改定労働基準法の上限残業時間45時間規則が2024年4月から適用され、建設会社は超長時間労働を従業員に強いることができなくなります。
現状のままでは「単に社員のサービス残業が増えるだけ」との見方もありますが、現在の建設業界の動向から、近い将来に施工管理の働き方は改善されると言われています。
施工管理の実際の生活と年収
ここでは筆者の経験してきた施工管理の生活をご紹介します。
筆者が施工管理をしていたのは2017年頃ですが、現在も似たような生活をしている人は多いと思いますので、ご参考にしてください。
1週間のスケジュール例
過去の勤怠の写真が残っていたので参考に抜粋を載せます。
ピークのときの勤怠
- 月 8:00→2:00(泊まり)
- 火 8:00→22:00(帰宅)
- 水 8:00→23:59(泊まり)
- 木 8:00→23:59(泊まり)
- 金 8:00→23:30(帰宅)
- 土 8:00→23:59(泊まり)
- 日 8:00→12:00(帰宅)
始業がすべて8:00ですが、実際は6:00や7:00から仕事してたりします。
余裕があるのときの勤怠
- 月 8:00→20:00(帰宅)
- 火 8:00→22:30(帰宅)
- 水 8:00→22:00(帰宅)
- 木 祝日
- 金 8:00→17:00(帰宅)
- 土 休み
- 日 休み
土日と祝日が休めているのは、自分の現場が終わって書類整理をしているからです。
施工管理時代の年収例(源泉徴収票あり)
施工管理を退職する前の源泉徴収票も残っていたので参考に抜粋を載せます。
28歳5年目で年収480万円、29歳6年目で年収580万円という金額でした。
1年で年収は100万円も伸びているので、短期間でキャリアアップしやすい職種ではあると思います。
-
【完全版】施工管理がブラックと言われる理由|誰も教えてくれない実態と今後
続きを見る
施工管理に転職した方法
筆者は第二新卒から施工管理に転職する際には、リクルートエージェントを利用しました。
当時は担当者が非常に親切で、1からキャリアの積み方などの相談に乗ってくれるなど、頼りになりました。
しかし、現在のリクルートエージェントはあまりおすすめしません。
なぜなら、現在のリクルートエージェントは対応がマニュアル的で、担当者の業界知識も乏しいからです。
具体的には、【評判と体験談】リクルートエージェントはマニュアル対応?!3回使った注意点とおすすめ口コミ!を参考に読んでみてください。
もし、これから施工管理になる場合は、建設業界専門の転職エージェントを使うことをおすすめします。
あなたに合った転職サービスを診断できます!
\ たった5秒でわかる! /
施工管理でもホワイトに働ける業種
実は、施工管理の中にもホワイトに働ける業種はあります。
厳しい環境ではなく、自分のペースでキャリアを積んで成長していきたい人におすすめです。
詳しくは、施工管理でもホワイトなのはこの業種!業界13年のプロが公開で解説していますので、参考にしてください。
-
施工管理でもホワイトなのはこの業種!業界14年のプロが公開
続きを見る
施工管理からキャリアアップできる転職先
施工管理の次のキャリアなら、不動産デベロッパーがおすすめです。
理由は以下の3つ。
- 労働環境が厳しくない
- 週休2日取れる
- 上流工程にキャリアアップになる
不動産デベロッパーのほか、施工管理におすすめの転職先はいくつかあるので、以下の記事を参考にしてみてください。
施工管理を目指す人に向けた3つの心構え
ここまで、厳しい施工管理のリアルをお伝えしてきましたが、それでも施工管理をする覚悟がある!というあなたに向けて、施工管理で働くための3つの心構えを紹介します。
①自身の市場価値を意識する
もし会社がつぶれても同じ年収を稼げるか?を意識しておくと良いです。
その理由は、施工管理で培われる能力は市場価値が高いからです。
このことに気づけていない施工管理が非常に多いと思います。
ただ、施工管理として会社の仕事をするのではなく、外でも通用する施工管理を目指すことで、あなたの市場価値は格段に高まります。
キャリアアップ転職もしやすくなるので、ぜひ意識してみてください。
②施工管理をする目的を明確にする
施工管理をするなら、せめて施工管理の仕事で何を得たいのか?その目的を明確にしておくことをおすすめします。
施工管理になること自体や、仕事をすることを目的にしてしまうと、続かないことが多いです。
なぜなら、施工管理の仕事は多くの”時間”を投資することになるからです。
目的は自分で納得できるものなら何でも良いです。経験値・達成感・キャリアステップなど。
投資する”時間”に見合う”リターン”を自分で設定しておけば、目的が達成されるまでは頑張るモチベーションを維持できます。
③時間を投資する覚悟を持っておく
繰り返しになりますが、あらゆる”時間”を投資する覚悟を持って施工管理に臨んだ方が良いです。
働き方改革や建設DXが進んでいるとはいえ、施工管理の仕事は未だに長時間労働が必要です。
その時間の中には、自分の目的のためにならないような、ムダに感じる時間も含まれています。
そこも割り切って、「施工管理というキャリアに時間を投資する!」という覚悟を決めて施工管理に飛び込んでいただくことをおすすめします。
施工管理はやめとけ|まとめ
結論としては、
「甘い考えで飛び込むなら、施工管理はやめとけ」
です。
施工管理は嫌でも仕事に時間を投資しなくてはならないので、真面目に取り組めばどんどん成長できる職種です。
「キャリアアップしたい」「手に職つけたい」と考えている方には向いています。
ちなみに、施工王では、管理人の経験を元に『施工管理・デベロッパーのための転職ノウハウ・体験談』を発信しています。
広く情報収集する中で、このブログが参考の1つになれば幸いです!
\ 転職に役立つ情報をお届け中! /
有料職業紹介(許可番号:13-ユ-316606)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社ゼネラルリンクキャリアが運営しています。
よこてん
ビルキャリライター